みなさま、こんにちは。
今回は私が粉瘤(ふんりゅう)というものが体に出来てしまった時について語っていきます。
同じように悩まれている方がいましたら、是非とも最後まで読んでいただけると嬉しいです。
目次
粉瘤とは?
粉瘤とは、何らかの理由により皮膚に袋状の構造物ができてしまい、袋の中に脱落した角質や皮脂がたまって徐々に大きくなってしまったものです。良性の皮膚腫瘍の一種であり、アテローム、表皮嚢腫とも呼ばれます。さらに細菌が侵入して化膿してしまうと患部が腫れて赤くなり、痛みを引き起こすこともあります(炎症性粉瘤)。
治療は主に、手術による腫瘍の切除です。良性腫瘍なので治療を受けなくてもあまり問題はありませんが、化膿することもあるので早い段階で治療をすれば患者さんにとって負担の少ない治療法を選択できます。
引用元:メディカルノートにて
出来る場所は人それぞれ違い、背中やお腹など色んな所に現れます。
さらにその出来物から異臭が放たれることもあります。私がそうでした。
異臭と言っても触ったり、かなり近くないと他の人は分からないようです。
出来てしまう原因ですが、ネットで調べたところ分かりませんでした。
なので、私も気が付いたら出来ていたという曖昧な感じです。
ただ、はっきりとはしていませんが、体内の老廃物の行き場がなく、溜まり場として出来てしまうのが粉瘤なんだとか。(治療してくださった病院のお医者様が言ってました。)
謎の多い出来物ですが、少なくとも放置して良いものではないと分かります。
発見、発症
最初に気付いたのは、肩こりを気にしていた際です。
右肩を揉んでいた所、肩と背中の境ぐらいに固く少し膨らみのある物に触れました。
もともとイボとかもありますし「ちょっとしたコブかな」と思っていた自分がいます。
ただその後も、肩を触る度に気になってしまい、粉瘤を軽く押すようになりました。
揉んでたらそのうち無くなるかなーなんて思ったり。
コブが出来るとついつい押し込んでしまう癖があるので…
今思うと、この行為が悪化に繋がったのかなと思い返す時はあります。
そして、やがて異臭に気付くようになります。
私は真っ先によだれの匂いだと思いました。
寝てる時によだれが垂れて、体に匂い染みついてるのかと、正直自分ではあり得ないことを考えてました。
異臭を最も感じたのは、運動後の着替えの時で汗が臭いのかなとも思ってました。
最悪だったのは着ていた服にまで匂いが付いていたこと。
汗拭きシートで汗を拭いて新しい服に着替えても、また匂いがする連鎖に悩まされるようになりました。
最初は「汗 臭い 原因」みたいに検索していましたが、加齢臭しかヒットしません。
内容的にも何だか違うような気がして、色々考え続けました。
そこで頭に浮かんだことがあります。
・右の方にあるものといえば、右肩付近にあるコブ。
・汗が原因じゃない。
・コブを触ると異臭が強く感じる。
・かすかに痛みが現れるようになった。
・最初より大きくなった。
以上の点から「コブ 異臭」と調べると「粉瘤」とヒットしました。
最初は疑心暗鬼でしたが、細かく調べていくうちに確信に変わりました。
病院探し
粉瘤と分かったのは良しとして、次に治療を行ってくれる病院探しです。
と言うのも、粉瘤は自然治癒がされない為です。
私はよっぽどのことがない限り、基本は病院に行かないのですが、悪臭を放つものを野放しには出来ないので、何とかしようと決意しました。
ここでもネットは大活躍なのですが「粉瘤 〇〇市」で検索すると、どこで粉瘤の治療を扱っているか手っ取り早く見ることが出来ます。
病院によっては粉瘤の治療を行っていることをネット上に公開していないところもあるので、検索結果がイマイチの場合は地元の外科等に直接問い合わせてみると良いです。
休日の病院の混雑を避けたいですが、平日は早く帰宅出来る自信が無かったので「平日」「仕事の帰り道に近い」「遅くまでやってる(19時ぐらい)」を条件に探して見つけました。
その中で少し遠回りにはなりますが、そこまで帰り道に支障がなく、19時までの病院が出てきたので早速行ってみることに。
この病院はネット予約が出来たので、予め予約をしてから行きました。
診察結果
お医者様に診てもらったところ、やはり粉瘤で間違いないとのこと…
医者「あー、それはもう手術するしかないですね。」
ということで手術する意向となりました。
はっきり覚えていませんが、手術するにあたって同意の署名をしたような気がします。
幸いにも急遽仕事は休ませていただけたので、診察から一週間後に処置をすることとなりました。
摘出手術
背中あたりに出来ているので、うつ伏せに寝て手術が行われました。
とにかく麻酔が痛すぎて、両手拳状態です。
麻酔は摘出する肩、背中部分のみなので、意識は当然あります。
お医者様からの説明によると、穴を掘るように少しずつ粉瘤の元を取り出します。
丁度見えない状態の手術なので、どういう風に行っていたか具体的には分からなかったのですが、手術後に摘出した粉瘤を見せていただきました。
めっちゃくちゃ小さかったです。
ひとまず痛み止めをいただき、後日様子を見せに行くことになりました。
手術後の数日間はずっと摘出した部分が痛かったのですが、人間の回復は凄まじいので、すぐ痛みは引きました。
強いて言えば、お風呂の時は地獄のように痛かったのを覚えてます。
その後
何度か通院を重ねて、お医者さまから「これでもう大丈夫」とお言葉もいただけたので、無事治療完了です。
実は今でも手術の跡が残っていますが、違和感のあるコブも異臭もなくなりました。
その部分を触っても匂いがつかないことが嬉しかったです。
触れば異臭がトラウマとなっていたので、無事に終わったんだと実感しました。
費用
手術代は3割負担でざっくり8,000円ぐらいです。
他の病院の料金を知らないので、高いのか安いのか分かりませんが、手術って大体数万円いくと思っていたので、自分的には易しい値段かなと思いました。
当然病院によって料金は違うので、問い合わせてみるのも良いかと思います。
病院の対応
お世話になった病院様の対応は凄く良かったです。
と言っても、その病院のお医者様は院長お一人なのですが、しっかりこちらの話も聞いてくださいましたし、手術後のアフターケアも良かったです。
今のところ粉瘤が再発していることはない為、このまま様子を見ようと思います。
市販薬の効果はあるのか
直球で言うとありません。
私もなるべく病院には通いたくない人間なので、何とか市販薬での回復をと思い、塗り薬等試しましたが回復しませんでした。
腫れが引いたり、痛みがなくなったり症状が軽くなることもなかったので、市販薬での治療は諦めた方が良いでしょう。
粉瘤の匂いが気になる方は、あんまり宜しくないかもですが絆創膏を貼っておくと臭いは抑えられていたので、病院に行くまでの間はそれで対処しておくのも良いかと思います。
私は丁度衣類に当たる部分に出来てしまったので、絆創膏で対処してました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は長い記事となってしまいましたが、粉瘤について書かせていただきました。
粉瘤は馴染みのないものなので、中々辿り着くまでに時間が掛かりましたが、ネットと病院様のおかげで治療も出来て、今は気にせず過ごせています。
臭いや痛みがない場合は放置しても問題はないらしいですが、症状悪化を不安に思う方は一度病院に相談してみると良いですよ。
治療するデメリットは一切ありませんので!
最後までご覧いただきありがとうございました。
また次回も宜しくお願いします。